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◆ 時折さえずる ◆

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いつか報われる時代


絵は前回の記事の差分。モノの服、長袖で描いてたんですけど見直してみたら7分袖なのよね…まあ描き直すよね…。
PS4版ワンダと巨像、本日クリアしました。ズルズル先延ばしにしてたらまたクリアしなくなるな-と勢いに任せて第15、第16の巨像を倒してきましたいや嘘です合間合間にトカゲ狩ってました。狩るペースにトカゲの再生速度が追いつかなくなって尻尾のないトカゲばっかになったので、逃避できずに第16の巨像に鍼治療を施して来たのでした。

以下ネタバレ感想とか~

PS3での初プレイ時は、第16の巨像に行く前のアグロや第16の巨像倒した後のあれやこれやにライフは0よ!どころかマイナスもいい所で、寝込みそうになるくらい泣いたししばらく引きずっていました。そんな記憶があったのでクリアするのが怖くて怖くてビビっていましたが、いざ気合を入れて挑んでみたら結末を知っているためか初プレイ時から何年も経っているからか、そこまでショックを受けずにクリアできました。ええ、当たり前のように泣くのは変わりませんでしたけども。時間の経過は人を大人にするんだ…!
PS4版としての感想は、フォトモードがとにかく楽しすぎて時間泥棒だし、ICO・トリコのファンには嬉しいファンサービスもあるし、アグロ周りの改善などとても楽しく遊べました!
特にアグロの操作周辺の改善。
頑なに真横からでないと乗せません!なリメイク前に比べて、真後ろや並走するアグロに乗れるようになったのは本当に便利になったし、ワンダとアグロの絆の強さが感じられてとても良かった。
新要素のコインは初めて出くわした時にかなりビックリしましたが、探索ガバガバマンとしてはあの要素があるがためにPS3では見逃していた所にも行けて良かったと思います。
「ここ通った事ないわー」と思ったのは一度や二度じゃありませんでした…。

リメイクを手掛けたのがPS3版のリマスターも手掛けたBluepoint Gamesというアメリカの会社なんですけども、お国柄の違いが(と言うのは浅慮かもしれませんが)出ていてとても興味深いな-と。
ワンダの変化がリメイク前は前掛けがボロボロになり、服には汚れ(血?)が付き、と巨像との戦いによってボロボロになっていく様子と、巨像を倒した影響でじわじわと髪の色が暗くなり…と全体的にワンダが黒く変化していくのが表れていましたが、PS4版は髪が黒くなり肌は血の気が失せて青白くなり、体には黒いすじやシミが表れ…と、黒くというよりかは体の内側から侵食されて彩度が失われていく変化に。服も黒く汚れてはいるものの、赤みがなかったので巨像の噴き出るあれが染み付いているのかなーと勝手に解釈してます。
リメイク前は「人」という枠の中から出ずにボロボロになっていく様、PS4版は「人」という枠から外ていく様が表現されていてその違いに面白いと思いました。
プレイし始めの時、リメイク前のワンダが色白なのに対してPS4版では血色の良い黄色肌なのにしばらく慣れませんでしたが、血色良い肌をしていたのには理由があったんだ!と後半に来て凄く納得。ワンダはそんなに明るい色の服を着ていないので、後半にスクショを撮ると前半に比べて彩度が低く、モノクロ写真を撮ったようになるのがとても悲しかった。
話はワンダの変化に戻りまして。人のまま変化ではなく人から外れて徐々に侵食されてクリーチャーに近づいていく、というのが向こうの感覚らしいなぁと。
あと色彩も明るく、植物や動物の種類が増えましたね。わかりやすい所では枯れ葉の森が静謐という言葉がぴったり来る青くて静かな森でしたが、何かの生き物の声が常に聞こえる密林のような感じに。個人的にはしん…とした静かな感じが好きだったので、そこはリメイク前の方が好きです。
そんな感じに全体的に砂と岩と薄曇りで、でもよ~~く見ると生き物がいるというイメージを持っていた古えの地から全体的に生命力に溢れた古えの地になったのでラストの空中庭園との差があまり感じられなかったのが唯一残念な所。
でもPS4媒体で生き物も植物もがいないのをそのまま表現すると情報量もないスッカスカな世界になりそうなので致し方ないのかもしれない。そこはハードの表現の違いって事なんでしょうかね。

まあゴッチャゴチャ言ってますが、総合的にはとても楽しかった!なにより私がリマスターでワンダを初プレイして好きになったように、未プレイの人がやる間口が広がったのがいいよいいよー。
ワンダと巨像が好きで良かった!!
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